16日、『Daily Echo』は「ケニア代表MFヴィクター・ワニャマとそのチームメイトは、サッカー協会から移動費を取り戻した」と報じた。
現在イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでプレーしているヴィクター・ワニャマ。彼を初めとして、ケニア代表選手は欧州の各地に散らばっている状況にある。
先日報じられたところによれば、ケニア代表選手達は先週からのインターナショナルマッチデーウィークで使った飛行機の代金を自費で払っていたことが明らかになった。
ヴィクター・ワニャマはボビー・ウィリアムソン監督に直接訴え、サッカー協会に対して以下のように話すなど、不満を持っていることを明らかにしていた。
「協会は国外組の選手に航空券を発行していない。我々は常に準備に問題があるし、今回もまた同じだ。
我々は重要なワールドカップ予選の中で良いチームを持っている。あとは真剣に準備をする必要があるんだ。相手のカーボヴェルデは欧州でキャンプをしているにもかかわらず、我々は親善試合すらない」
しかし、どうやらこの問題については数日間で解決を迎えたようだ。ワニャマは取材に対して以下のように話し、支払いを受けたことを明らかにしている(なら最初から払えば良いのに…という気もするが)。
「皆が分配金を得ており、我々は仕事をする準備が出来ている。協会はチケットを取得し、国外組の選手の移動費を払い戻している。そして、チケットを提出しなかったものにも後に返金が来る予定だ。
準備は出来ていなかったから、我々はそれを訴えてきた。そして、上手く行けばこれから変わっていくだろう。
我々は今試合のことに集中しており、上手く行けば結果に繋がるだろう」