シンガポール代表GKイズワン・マフブードは、スペイン1部レアル・ソシエダのトライアルに参加する計画が進んでいたが、直接交渉していたデイヴィッド・モイーズ監督が11月初めに成績不振で解任されたため、この話が白紙に戻ったことが明らかとなった。シンガポールの経済紙『Today』が報じている。
それによると、シンガポール代表のジョン・ブリッジGKコーチは、
「モイーズ前監督と何度も連絡し、イズワン・マフブードをトライアルに参加させる計画を進めていた。
イズワンはスペインで活躍する力がある。今回は残念な形で計画が実現しなかったが、これからも彼とハッサン・サニー(シンガポール代表GK)をヨーロッパでプレーさせる方法を探していく」
と述べたという。
イズワン・マフブードは、先日ホームで行われたワールドカップ・アジア2次予選の日本戦でファインセーブを連発。試合は0-3で敗れたが、日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督からも称賛された。
これに先立ち、6月にアウェイで行われた同予選の日本戦でも0-0の完封劇を演じており、日本のファンにも強烈な印象を与え、Jリーグのクラブからも注目されていた。
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