29日、『Sport』は「バルセロナは、来年本拠地カンプ・ノウのネーミングライツ権を売却することを検討している」と報じた。
記事によれば、バルセロナはスタジアムのネーミングライツ権を売却することによって年間2000万ユーロ(およそ26億円)以上の収入を得られると考えているとのことで、2016年の株主総会までにその契約をまとめたいという意向であるそう。
そのために現在アメリカの広告会社ヴァン・ワグナー・コミュニケーションズと提携するという交渉を進めているようで、これを12月中にまとめる予定であるという。
ヴァン・ワグナー・コミュニケーションズはアメリカでメットライフ・スタジアム(ニューヨーク・ジャイアンツ、ニューヨーク・ジェッツ)のネーミングライツ契約を取りまとめた企業。
サッカー関連ではイングランド・プレミアリーグのアーセナルともパートナーシップを結んでおり、エミレーツ・スタジアムにもかかわっている。
この提携については今のところ公式になっているものではないが、今後1年間でスタジアムパートナーを探し、20~30年間の収入を確保する見通しであるとのことだ。