アラン・シアラー
「(アーセナルについて)
毎年、私はアーセナルの優勝の可能性を分析してくれと頼まれる。
そして、毎年私はアーセナルのスカッドを見て『選手層の厚みが足りないな』と感じる。
私は、彼らが怪我に苦しんでいる理由を解説するあらゆるものを読んだ。しかし、それがどうであれ、むしろ小さなスカッドが大きな意味を持っている。
最高の選手があまりにも多くの試合をプレーしすぎているんだ。そうなれば怪我を負ってしまう可能性が高くなる。
怪我がちな選手が組み合わされているのか、それが適切にケアされていないのか、診断されていないのか。
それが1、2シーズン起こっただけなら、不運だと片づけることもできる。しかし、何年も連続して起こっているなら、アーセナルの内部にあるものは間違いなくおかしいということだ。
ヴェンゲル監督は、他のビッグクラブに比べて移籍マーケットで活躍していないようだ。それが彼らが多くのタイトルを獲得できずにいる理由だ。
彼らにはいくらかの素晴らしい選手がいる。しかし彼らの大きな問題は、38試合続くシーズンにおいて、重要な選手に負傷が起こってしまうこと。
それが最終的に彼らの重荷となり、最大のツケを支払うことになる」
シアラー、クロップやアーセナル、代理人などを熱く語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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