10日、ドルトムントはUEFAヨーロッパリーグのグループステージ第6節PAOK戦を戦った。

クラスノダールとともに、すでに勝ち抜けを決めていたドルトムント。しかし、1位通過を目指しこの試合では香川真司やマルコ・ロイス、マッツ・フメルスといった主力を先発で起用した。

試合はジグナル・イドゥナ・パルクで行われたのだが、ゲームスコアは0-1でPAOKが勝利。33分にローベルト・マクが決めたゴールが決勝点となった。

90分を通してゲームを優位に進めながらも、ELでは連敗となる黒星を喫したドルトムント。

この試合のスタッツがものすごいことになっていた。

こちらは、試合後UEFA.comに掲載されたスタッツだ。左がドルトムント、右がPAOKのデータだが、見事に対照的な数値になっている。

支配率やシュート数、枠内シュート数、パス数といった数値でドルトムントはPAOKを圧倒している。特に顕著なのはシュート数で、その差はなんと19対1。さらにパス数は818対196とドルトムントが4倍以上の数値を記録している。

しかし、肝心のゴール数は0-1。つまりPAOKは1本のシュートで1点をあげていたことになる。

ドルトムントが試合を優勢に進めていたのはデータからも窺えるのだが、それでも試合を制したのはPAOKであったのだ。このあたりがサッカーの醍醐味だろう。

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