『Stuff』は「ウェリントン・フェニックスの監督を務めているアーニー・メリックは、Aリーグのスケジュールに不満を表明した」と報じた。
土曜日に行われた試合は中立地のケアンズで行われ、ウェリントンはブリスベン・ロアに2-1で敗北した。
Aリーグは世界的にも珍しい「基本的に同時開催がない」スケジュールを組んでおり、少ないチャンネルで全ての試合が放映できるようになっている。
そのため真夏にあたる現在でも太陽光が注ぎ込む日中に試合が組まれており、ケアンズでの試合は開始時に33度という暑さになっていた。
前半は給水タイムが設けられたものの、後半は少し気温が下がったこと、そして次の試合のキックオフに被ってしまうという恐れから、それが設けられなかった。
勝利を逃したウェリントンのメリック監督は、テレビ放映を重視したこのスケジュールに対して不満を述べ、サッカーを経験したことのない人が組んでいるのではないかと怒りを表した。
アーニー・メリック
(ウェリントン・フェニックス監督)
「もちろん、後半に我々は給水タイムを貰うことは出来なかった。なぜなら気温が28度になっていたからだ。
このキックオフ時間は明らかに、サッカーを経験したことのない人物によって作られているんだろう。
ブリスベン・ロアはより適応していた。彼らは常にブリスベンで暑さの中トレーニングをしているからね。我々はそれが影響することを知っていた。
これは選手達にとっては非常に厳しいね」
「(Aリーグのチームがないケアンズで試合をしたことについて)
それは素晴らしいことだよ。この国のサッカーにとって良いことだと思う。5162人の観客は素晴らしかった。これだけの『おもてなし』は、第一級のものだよ。
さっきも言ったように、あと数時間後にキックオフだったら、もう少し頑張れたかもしれないね」