湘南ベルマーレを率い、今季J1残留を成功させたチョウ・キジェ監督。

2015年シーズンが終了し、現在はドイツに滞在しているようだ。

ドイツを訪問する理由としてチョウ監督は、湘南の公式サイト上にある「馬入日記」で以下のように答えている。

―来年のイメージは?

「例えばひとつは、選手のコンバートですよね。ひとつはシステムにももう少し幅を持たせていく。戦い方を変えるわけではなく、戦うスタイルは底辺にありながら、そのバージョンを変えていくということは、選手の質も含めてやっていかなければいけないと思っています。

今までだと、システムを変えることは、底辺が変わるようなイメージを持たれがちですけど、どういうシステムであっても、底辺は持続させながら、相手の形によってバリエーションを増やしていくというトライをしなければいけない。結果的に、トライをしなくてもいい時もあるかもしれないですが、幅を広げることはしたいと思っています。

そのためにも、今回12月にドイツに行きますが、自分の中では近年にないくらい楽しみなんです。自分がそういう風に思っているので、なんとなくただ見ようと思って見るのか、ヒントを見つけようと思って見るのか、ここは大きなポイントだな、と。ワインばっかり飲んでちゃダメだなと思ってます(笑)」

来シーズンも続投が決まったチョウ監督。どうやら研修のためドイツへと渡り、チームを強化させるためのメソッドを学ぶようだ。勉強熱心なチョウ監督らしい。

さて、そんなチョウ監督のドイツ遠征には『J SPORTS』のクルーも同伴し、ロケも同時に行われているようだ。

そして、このほどその情報が明らかになった。チョウ監督が出向いていた先は…

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