15日、『Express』はかつてフランス代表やリヴァプールで指揮を執ったジェラール・ウリエ氏のインタビューを掲載した。
1998年にリヴァプールの監督に就任し、2001年にはカップ・トレブルを獲得したウリエ監督。2011年にアストン・ヴィラを退任してからは健康問題もあって現場を離れており、レッドブルのグローバル・フットボール・アカデミーを管理するなどしていた。
インタビューの中でリヴァプールの話になると、ユルゲン・クロップ氏とはUEFAの会合で対面したときから旧知の仲であることを明かすと共に、彼のクラブ愛は本物だと語った。
ジェラール・ウリエ
「ユルゲン・クロップは個性を持った男だ。私はUEFAの会合で会ったときから知っている。彼はいつもリヴァプールを好んでいた。
彼はこのクラブに対して情熱を持っている。常にリヴァプールのことを話している。『何をやっていたのか、どう歩んできたのか』と。
私は、彼が真のリヴァプールファンであると言うことが出来るし、彼はあそこに行く前から結果を追いかけていたよ。
彼は違いをもたらしてくれるだろう。そして、彼がやっていることはとてもモダンな方法だ。ハイプレッシング、攻撃的なサッカー、そして素早い切り替えだ」
「ユルゲンが言ったこと(『冬には誰とも契約するつもりはない』という発言)は、私は気に入っている。彼らはキャピタルワン・カップの準決勝に直面しているし、残りのシーズンに向けて多くの自信を与えなければならないからだ。
勝利したとき、我々は見た。チェルシーにもそれを見た。モウリーニョがそのトロフィーを2005年に獲得したとき、その後リーグでも優勝した。
時に、このような大会では安堵感を得られる。何かを勝ち取れば、自信を得られるからだ。
私はそのようなことを軽視しないし、彼らはホームで準決勝のセカンドレグを戦える。これは面白いよ。
また彼らはヨーロッパリーグでも勝ち残っている。彼らにはそこでプレーするという役割がある。それは、彼らに自信を与えることが出来るよ」