さて、22:30も回ると少しずつ赤と白の軍団が増えてきた。早速「Se pueden sacar fotos?(写真をとってもいいですか)」と取材すると多くがすんなりOKしてくれた。また、ユニフォームやフラッグを貸し出してくれ一緒に写真をとることができた。

しかし、さすがアルゼンチン人、おっさんの筆者では物足りなかったようで多くのサポーターは若い女の子を見つけるとナンパをしていた。中にはキスを迫るものも…イタリア人顔負けの行為だが、残念ここは日本だ…それはやってはいかん…。

23時を回ると戎橋周辺には少しずつサポーターの軍団が集まってきた。となると、徐々に巻き起こるのが「リーベル、リーベル」の大合唱。残念ながら、12時前に筆者はタイムアップ、ホテルへ戻ることになったが、祭りはこれからというところだろうか。

リーベル・プレートサポーターのほとんどがきちんとadidasのユニフォーム、ジャージー、トラックトップなどの正規品で全身をコーディネートしていた。これは、海外では大変珍しいことで、パチモノの類や私服のファンは少なかった。南米のサポーターというと、来日のために貯金をはたいて来日する…そういうイメージがあったが、リーベルのサポーターは旅費+全身コーディネート代までかけているとなると相当なものだ。

ちなみに、中には「お前おでこ広いな、俺とどっちが広いんだ?」と30代の男同士寂しい頭髪を競う一場面もあった。とりあえず、細かいスペイン語はわからないので「ポンシオ!ピスクリチ!マイダナ!」と回答したら笑っていたのでOKとしよう。

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ラッシュフォードの私服がやばい