サポーター集団に広島戦に得点を決めたルーカス・アラリオはどうなのか?と聞いたところ「良いストライカーだね」と答えた。
意外とあっさりとした回答だったため、おススメの選手を聞いたところ、多くの人がマルセロ・バロベーロの名前を挙げた。
バロベーロは30代のゴールキーパーで、ウラカン、ベレスなどを経て2012-13シーズンにリーベルへ加入した選手。
国外でのプレー経験はなく、アルゼンチン代表にも招集歴はあるもののまだ試合には出場したことがない。言うなれば“地味なベテラン”と捉えがちだ。
だが、『90min.com』における2014年全アメリカ大陸のベスト選手ランキングで第4位に輝き、コパ・リベルタドーレスで最優秀GKに輝くなど現地での評価は高いようだ。
「バロベーロをアルゼンチン代表に!"Para Trapito la Seleccion"」
広島戦でもスーパーセーブを連発し、チームを勝利に導いたバロベーロ。そんな彼に向かいサポーターが謳う歌がこれだ。
「幸運を(Buena Suerte!)」、私はそうサポーターに言い残して別れることにした。
バルセロナとの決勝では攻めるバルセロナ、守るリーベル・プレートという図式になるだろう。サポーターによる大歓声とキャプテンも務めるバロベーロのセービング、両方に注目だ。