18日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエBのカリアリは、2019年オープン予定の新スタジアム計画を発表した」と報じた。

現在はリーズ・ユナイテッドを所有(オーナー資格は停止中)しているマッシモ・チェリーノ氏が会長を務めていたことで知られるカリアリ。

彼が職を離れたのは自治体との間でスタジアム計画に関する齟齬が生まれていたことも原因であったが、今回クラブは再びプランを進めることを選択したようだ。

現在カリアリが本拠地として使用しているスタディオ・サンテーリアは1万6000人収容であるが、自治体の持ち物であり、クラブは賃貸料を支払っている。

現在の容量は昨年拡大されたばかりであるが、サンテ―リアは2017年にも解体される可能性があると言われている。

カリアリが今回発表した新スタジアムは、2万1000人の観客を収容でき、周囲にはショップやバー、スポーツをテーマにした商業エリアなども敷設した最新鋭のものになるという。

サッカーの他にもバスケットボール、テニス、バレーボールのコート、ジムや理学療法センター、武道場が作られるとのことだ。

ただしこれは現段階ではペーパープランであり、建設には5500万ユーロ(およそ72.4億円)の投資が必要となる予定で、さらに地方議会の許可を得なければならない。

これまでの歴史を考えればスムーズに進むとは思えないが、もしこれが建設されればカリアリにとっては非常に大きなものとなるだろう。

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