『SB Nation』は「レアル・マドリーは、ラファエル・ベニテス監督を今年中に解任する方針を固めた」と報じた。

今シーズン開幕前、カルロ・アンチェロッティの退任に従って、レアル・マドリーの監督に就任したラファエル・ベニテス氏。彼自身が選手として、指導者としてのキャリアを始めたクラブに復帰する形となった。

賛否両論がある中で、序盤は無敗を続けるなどなかなかのスタートを切ることに成功。ところがセビージャ、バルセロナに連敗したあたりから不安定な状況が続き、ビジャレアルにも敗戦。

また、コパ・デル・レイでは出場停止処分中だったデニス・チェリシェフを起用したことから失格処分を受けることにもなった。

これらの失態に対し、監督と旧知の仲であるフロレンティーノ・ペレス会長も堪忍袋の緒が切れてしまったとも言われている。

記事によれば、情報源は『Cadena SER』や『Cadena COPE』など。

ペレス会長は、ベニテス監督と選手の間の関係が悪化していることを理由に、12月30日のレアル・ソシエダ戦までに指揮官交代に踏み切る構えであるという。

なお、その後任候補として名前があがっているのは2名。

一人はレアル・マドリー・カスティージャの監督を務めているジネディーヌ・ジダン氏。内部昇格という形でトップチームを率いる可能性があると言われている。

そして、もう一人は先日チェルシーを解任になったばかりのジョゼ・モウリーニョ氏であるという。

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