バルセロナは新たな選手獲得の資金をねん出するために、カンテラ上がりの選手を売却するかもしれないと『as』が伝えている。

放出候補1人目は、FWサンドロ・ラミレス。20歳のアタッカーにはトッテナムが強い関心を示しており、すでに両クラブは最初の会談を行ったという。

トッテナムはリヨンから加入したカメルーン人FWクリントン・エンジ(22歳)が負傷離脱しているため、前線の強化を図っているという。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、彼の機動力と競争心を高く評価しており、獲得を熱望しているとのこと。

トッテナムはサンドロに4年半の契約をオファーしたというが、バルセロナ側は買戻し条項の付帯を希望しており、これが移籍の障壁になっているという。また、トッテナムは1200万ユーロ(15.8億円)とされている移籍金を引き下げようともしているそうだ。

そして、放出の可能性があるもうひとりの候補はMFセルジ・サンペル。20歳のピボーテにはアーセナルが興味を持っているという。

ここまであまり出番のないサンペルについて、アーセナルは800万~1000万ユーロ(10.5~13.1億円)ほどで獲得できると考えているそうだ。アーセナルは今季プレミアリーグを勝ち取れる可能性があると見ており、それに向けてこの若きMFは素晴らしい補強になると確信しているとのこと。

この冬、バルセロナはセルタFWマヌエル・ノリートを補強の第一候補としているというが、そのための資金は不足気味だという。そのために、この2人が現金化される可能性があるようだが、果たして…。

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