バルセロナが、デニス・スアレスの買い戻しに近づいているようだ。『Mundo Deportivo』などが伝えている。

21歳のウィンガーであるスアレスは、今年夏にバルセロナからビジャレアルに完全移籍。ただ、彼の契約にはバルサが300万ユーロ(3.9億円)を支払えば、2016年7月に買い戻すことができるという条項が付帯されているという。

今季ビジャレアルで活躍を続けているスアレスをバルサは来年夏まで待つことなく、早期に買い戻したがっているとのこと。

ただ、バルサにはもともと彼をチームに戻したいという意思があったようだ。昨季はバルサからセビージャへレンタルされていたスアレス。今年7月時点で、ルイス・エンリケ監督はこう述べていたという。

ルイス・エンリケ(バルセロナ監督)

「我々はデニス・スアレスを買い戻す可能性について話し合っていた。だが、FIFAが我々の訴えを退けた後にそれは意味がなくなってしまった。彼はセビージャでローンを続けることになるだろう」

こういう経緯があったが、その後彼はビジャレアルへ移籍することになったそうだ。

この冬に前線の補強が噂されているバルサ。その候補筆頭とされているセルタFWノリートは29歳だが、スアレスは来月6日で22歳になる。安価な移籍金に若さも好都合だとされているが果たして…。

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