アンディ・キャロル/ニューカッスル→リヴァプール→ウェストハム
ON THIS DAY IN 2011: @LFC signed Andy Carroll for £35 million.Today he starts at Anfield for @whufc_official. pic.twitter.com/3USOUVWxzS
— BBC 606 (@bbc606) 2015, 1月 31
獲得額:3500万ポンド(67.6億円)2011年
売却額:1550万ポンド(29.9億円)2013年
損益:1950ポンド(約37.7億円)
当時の英国記録となる移籍金で2011年1月のデッドラインに決まったキャロルのリヴァプール移籍は眉をひそめさせるのに十分だった。アンフィールドでは高額な値札に見合う期待に応えられず、2012年夏にローンで放出される前にはフィットネスと調子を整えるのに苦労した。
1年後にウェストハムへ完全移籍、リヴァプールは1550万ポンドで手を打った。最高のレベルでは大きなインパクトを作り出すことに常に苦労することになる選手に対するやたらに高騰した移籍金はめでたい結末になった試しがない。
アンドリー・シェフチェンコ/ミラン→チェルシー→ディナモ・キエフ
ON THIS DAY: In 2006, Chelsea signed Andriy Shevchenko for £30m from AC Milan - he went on to net just 9 EPL goals. pic.twitter.com/RJxUJrhDBq
— Squawka Football (@Squawka) 2014, 5月 31
獲得額:3080万ポンド(59.5億円)2006年
売却額:なし、2009年
損益:3080万ポンド(59.5億円)
2006年当時クラブレコードとなる移籍金でスタンフォード・ブリッジへやってきた際、このウクライナ人FWは世界最高のストライカーの一人としての評価を得ていた。だが、セリエAで得ていた評価に応えることができず、その後の3年間はシェフチェンコにとって悲惨なものとなった。
トップリーグ48試合において、わずか9ゴールのみ。結果的にプレミアリーグでの1ゴールにつき、340万ポンド(6.5億円)を費やすことになり、3080万ポンドをばら撒いたことに対するリターンは惨めなものだった。