和泉新
(インド代表/ムンバイFC MF)
「(ムンバイFCに2名の日本人選手、そして日本出身のソン・ミンチョルがいます。彼らに何を期待できる?)
日本の選手の戦術的理解は非常に高い。統制が取れている。ムンバイFCのアジア人選手の質は非常に高い。
それに加えて、我々にはフィジカルが強いエリック・ブラウン(リベリア人MF)がいる。また、数人の素晴らしいインド人選手もいる。
異文化がミックスされた非常に良い組み合わせになっていると感じる。ムンバイFCをとても興味深いものにしていると思うよ」
「(日本語を話せる選手とのコンビネーションは良好?)
もちろん。僕、泰介(松ヶ枝泰介)、コザ(小澤竜己)、そしてミンチョルは皆日本語を話すことが出来る。そして、それは連携を助けてくれるし、試合中にも効果的に情報交換できる。
ただ、それはアジアの他の国から来た選手だけの話ではないよ。数人の素晴らしいインド人もイル。ユニットとして本当に良く組み合わされているよ。
「(ヒンディー語は?)
本当に少しだけね。10年もここにいるのにヒンディー語を学ばなかったことを、少し恥ずかしく思っている。
インドに来たとき、僕の英語はあまり上手くなかった。だから英語を学ぶことに大きな努力を費やしてきた。
英語を知った今、僕は誰とでも情報交換が出来るようになった。だから、ヒンディー語を学ぶとなると、少し怠惰になってしまったね」
「(ムンバイFCのファンはあなたに何を期待できる?)
ファンが僕から刺激的な何かを期待している、それを感じられるのは本当に素晴らしいことだ。僕にとっての最大のモチベーションだ。
僕は毎週全力を尽くす。結果は出るかどうか分からない。しかし、ファンを喜ばせるために全力を尽くすことを約束する」
和泉新、新天地で日本人選手との連携などを語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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