3日にロシアで開幕した第28回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント(2016/1/3~2016/1/12)もいよいよ大詰めだ。

同大会はU-18世代が集う国際トーナメント。今年は旧ソ連の国を中心とした14のチームが3つのグループに分かれて対戦し、成績に応じて最終順位を決めるもう1試合を戦う。冬のロシアということで気温はマイナス10度前後であることから、カーテンに覆われた見慣れぬ室内競技場で行われる(詳細はこちら)。

U-18日本代表はサンクトペテルブルク選抜、スロバキア、リトアニア、ベラルーシが入ったA組で1勝1分2敗と苦しみ、グループステージを5チーム中4位で9位決定戦に回ることとなった。

そして、11日に行われたU-18カザフスタン代表との最終戦も、前半で2点のリードを許す厳しい展開に。しかし61分、左サイドのコーナーキックを伊藤洋輝(ジュビロ磐田U-18)がこのヘディングで反撃の狼煙をあげる!

1点を返した日本は、さらに浦和レッズへの加入が内定している“あの男”が再び圧巻の個人技で静かなスタジアムを沸かせた。

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