アーセナルが移籍ウィンドウの閉鎖する月曜日までに7000万ポンド(およそ118億円)の使用をアーセン・ヴェンゲルに許可すると報じられている。
今シーズン好調のアーセナル。2015年を首位で終え、現在はレスター・シティの後塵を拝しているが、ひさびさのリーグタイトルが視界に見える位置につけている。クラブはタイトル獲得のために例外的な大型投資を許可する見込みとのこと。
『Independent』の報道によれば、最も可能性が高いのはPSGのMFアドリアン・ラビオであるという。1500万ポンド(およそ25.3億円)と評価されるラビオはかねてよりPSG退団を望んでいると報じられており、出場機会の増加を強く求めているようだ。今シーズンのラビオは14試合に出場しているものの、先発はわずか10試合。リーグ・アンを独走するチームでレギュラーの座を掴めずにいる。
その他のターゲットとしてはナポリのジョルジーニョ、サウサンプトンのヴィクター・ワニャマ、レアル・マドリーのイスコ、ドルトムントのピエール・オーバメヤングらの名前があり、彼らを獲得するために必要とされる移籍金の総額が7000万ポンドになるという。
当然、彼らはいずれもチームの主軸であり、シーズン中に簡単に獲得できる選手たちではない。しかし、彼らのうち数名でも引き入れることができればクラブの悲願に近づく補強となるのは間違いないだろう。