『GQ』は「バレンシアの監督を務めているギャリー・ネヴィル氏がインタビューに応えた」と報じた。
12月初頭、ヌーノ・エスピリト・サントの後を継ぐ形でバレンシアの監督に就任したギャリー・ネヴィル氏。
オーナーの友人であることもあって大きな期待を持たれてのスタートになったが、それからの2ヶ月でリーガでは一勝も出来ず、状況はむしろ悪化している。
彼のインタビューは『GQ』3月号で掲載される予定となっており、今回はそのダイジェストとしていくつかの発言が取り上げられている。
ギャリー・ネヴィル
「(バレンシアについて)
我々はヨーロッパで最も若いチームを持っているのかもしれないと思っている。平均年齢はおよそ23歳だ。それは素晴らしい。
19歳、20歳、21歳の時、選手はスポンジのようなものだ。常に何かを聞きたがっている。
私は鍛え抜かれた監督の下で、鍛え抜かれた選手たちとキャリアの全てを過ごしてきた。精神的にも、身体的にも強かった。私は他の何かを理解していなかった。
イングランド代表のコーチとバレンシアを兼任していることは、若者の脆弱さを理解するための助けになっているよ。
多くのサッカー選手はまだ子供だ。彼らは多くの給与を貰っている。才能もある。しかし、それは名声や気を散らすもの、人間関係の問題などに強いということを意味しない」
「(マンチェスター・ユナイテッドについて)
毎年毎年成功を維持していくのは不可能だ。アレックス・ファーガソンがマネージャーであった時は、誰もが『移行期間の段階が必要になる』と言っていたはずだ。
今、人々はそれを受け入れたくないのだ。それを楽しんでいない。転落することはあるが、それは普通のことだ」