『Western Daily Post』は「ヘレフォードの牛市場にて、『ユルゲン・クロップ』という名の牛がチャリティーオークションにかけられる」と報じた。

現在はトム・ピアソン氏が所有しているユルゲン・クロップ号は非常に優秀な血統を持ち、最高品質のリムーザン牛を繁殖させる能力を備えているという。

その牛がなぜユルゲン・クロップという名が付けられたのか? それは、彼があまりにも多くのトラブルを生き抜いてきたからだという。

生まれてから数ヶ月でラグ河に転落し、溺れていたところをトム・ピアソン氏に助けられたというこの牛。

数ヶ月前には柵に頭を挟んでしまって取れなくなり、ピアソン氏は2名の友人を呼んでなんとか助け出したという。

先月には再び同じような事故に遭遇してしまい、成長した角をグラインダーで切り落とす羽目になってしまったようだ。

そのトラブル歴を怪我人だらけのリヴァプールの最終ラインになぞらえ、「ユルゲン・クロップ」という名前が付けられたとのことだ。

トム・ピアソンはヘレフォードの農場で20年働いてきた経験を持っている人物であり、ユルゲン・クロップ号の品質についてはかなりの評価が与えられているようだ。

このような本来の所有者の分からない個体についてはチャリティオークションの形で販売されることになり、売り上げはセントマイケルズ・ホスピスに寄付される予定になっている。

当該の入札はマンチェスター・シティ戦の翌日、3月3日にヘレフォード家畜市場で行われる予定だ。

リヴァプールファンの酪農家は行ってみるのもいいかもしれない……

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