14日、フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは公式サイトで「コートジボワール代表DFセルジュ・オーリエを謹慎処分とした」と発表した。
今季オランダ代表DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィールのポジションを完全に奪い取った格好になっていたセルジュ・オーリエであるが、先週末に行われたリール戦ではベンチスタートとなり、最後まで出場機会が与えられなかった。
その後、オーリエは動画共有サービスの「ペリスコープ」を使用してファンからの質問に答える動画を投稿。
ローラン・ブランとズラタン・イブラヒモヴィッチの蜜月関係を評して『監督はゲイだ』というコメントの他、アンヘル・ディ・マリア、エセキエル・ラベッシなどに対する侮辱的なコメントを残していた。今季ケヴィン・トラップにポジションを奪われたGKサルヴァトーレ・シリグに対しては「終わった奴」「役立たず」とも。
この映像はすぐに削除されたものの、当然のことながらユーザーによってコピーされたものが出回り、大きな話題に。
カナル・プリュスのジャーナリストからこの映像について聞かれた際には「ニセモノだ」と答えていたオーリエであるが、その後パリ・サンジェルマンからの聞き取りで本物であると認めたとのこと。
パリ・サンジェルマンはこれに対して彼を一時的に謹慎処分とし、追って何らかの罰則を言い渡すことを発表。
これによってオーリエは火曜日に行われるチェルシー戦には出場することが不可能となるほか、今後いつまで謹慎となるのかは不明な状況となっている。