プレミアリーグが、UEFAヨーロッパリーグに出場しているチームに臨時ボーナスを与えることになるかもしれない。
英国の高級紙『Guardian』が伝えている。
Europa League clubs may be offered cash bonuses by Premier League | By @owen_g https://t.co/hUzWMdNefI (Photo: AFP) pic.twitter.com/QG0xw1jWvq
— Guardian sport (@guardian_sport) 2016, 2月 16
CLの再開とほぼ同時に、18日からはラウンド32が幕を開ける今季のEL。
イングランドからは3チームが残っており、トッテナムはフィオレンティーナと、リヴァプールはアウクスブルクと、マンチェスター・ユナイテッドはFCミッテュランとそれぞれ対戦する。
しかし、ELはCLと比べると勝利給などが低く、プライオリティを若干低めに置く出場クラブも存在している。昨シーズンもエヴァートンがベスト16で敗れており、準々決勝に進出したイングランドクラブは一つもなかった。
そうした現状に危機感を抱いているのが、プレミアリーグである。
というのも、UEFA主催コンペティションへの出場枠は過去5シーズンにおける出場チームの成績をポイント化したものによって決まるのだが、現在UEFAカントリーランキングで3位につけているイングランドと4位イタリアの差が徐々に詰まりつつあるのだ。
イングランドに4つのCL出場枠が与えられているのは現在3位につけているからであり、仮に4位に転落するとその枠は「3」に縮小される。それゆえ、プレミアリーグとしてはUEFA主催コンペティションに参加しているチームには少しでも長く勝ち残ってもらいたいのだ。
CLほどの大きな大会であれば出場チームも全力を注ぐのだが、ELとなるとややメンバーを落とすチームが現れるかもしれない。そうしたことを踏まえ、プレミアリーグはELで上のラウンドに進んだチームに臨時ボーナスを与えることを検討そうだ。
早ければ、2017-18シーズンからCLの出場枠が「3」に減るのではないかと懸念されるプレミアリーグ。今季は3つのビッグクラブがELのラウンド32に残っているが、果たしてどこまで勝ち上がることができるだろうか?