22日、『Supersport』は「八橋健一監督が率いるハーツ・オブ・オークは、現地の日本人から多くのサポートを受けて開幕戦に勝利した」と報じた。

昨年10月、ガーナ・プレミアリーグの名門ハーツ・オブ・オークの監督に日本人の八橋健一氏が就任するという話題が駆け巡った。

その後のプレシーズンマッチやキャンプであまり結果を残せず、監督としての実績がない日本人ということもあって賛否両論は激しいものになっていたが、無事開幕を迎えることに成功した。

そして行われたガーナ・プレミアリーグ第一節のニュー・エドゥビアーズ戦。

16歳以下の観戦を無料にしたというスタジアムには、現地に在住している日本人の方が何百人と訪れ、ハーツのユニフォームを来てチームを応援したという。

この後押しを受けてかハーツは新戦力のFWサミュエル・イェボアーのゴールで先制に成功し、開幕戦で3ポイントを獲得した。

昨季までリーグの成績が振るわず、今季もそれほど前評判が高くなかったハーツ。「(ライバルの)アサンテ・コトコと比べて劣る」と言われつつも、良いスタートを切ることが出来た。

先週ハーツ・オブ・オークの戦略委員会のメンバーであるソワー・オドテイ氏はこのように話していたという。

ソワー・オドテイ

「日曜日のハーツは、新しいテーマのサッカーをお披露目するだろう。『スシ・フットボール』、あるいは日本製のサッカーだ。

それは、ニュー・エドゥビアーズを破るための手法であり、戦略である」

クラブからもお墨付きとなった「スシ・フットボール」は、ガーナ・プレミアリーグを席巻することが出来るのか?! 注目である。

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