24日をもってUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16、1stレグの全8試合が終了。
25日にはUEFAヨーロッパリーグのラウンド32の2ndレグが早くも開催予定であり、日本の欧州サッカーファンは寝不足の日々が続いていることだろう。
ついにスタートしたそんなCLとELの決勝ラウンドだが、今季もスペイン勢の調子がすこぶる良いらしい。
先週と今週に行われたスペインクラブの結果を見てみよう。
【CL ラウンド16 1stレグ】
ローマ 0 - 2 レアル・マドリー
アーセナル 0 - 2 バルセロナ
PSV 0 - 0 アトレティコ・マドリー
【EL ラウンド32 1stレグ】
ビジャレアル 1 - 0 ナポリ
セビージャ 3 - 0 モルデ
バレンシア 6 - 0 ラピド・ウィーン
マルセイユ 0 - 1 アスレティック・ビルバオ
リーガ・エスパニョーラのクラブはCLに3チーム、ELに4チーム参加しているのだが、その戦績はなんと6勝1分0敗。アトレティコ・マドリーを除く全チームが勝利していたのだ。
スペインは現在、UEFAのカントリーランキングで首位に立っている。これは、過去5シーズンにおける出場チームのUEFAコンペティションでの成績を係数化したもので、CLやELの出場枠はこの順位によって決まる。
CLではレアル・マドリーとバルセロナが例年準決勝まで進出しており、ELでも過去6シーズンのうち3シーズンでスペインクラブが優勝を果たすなど、近年ではスペインのクラブがヨーロッパの舞台で継続的に結果を残している。
そうしたトレンドは今シーズンも顕著であるようだ。
#VivaEspana... #UCL #UEL
6️ wins
1️ draw
0️ defeats
1️5️ goals scored
0️ conceded pic.twitter.com/scOYfIzgm4
— BT Sport Football (@btsportfootball) 2016年2月24日
『BT Sport』は、スペイン勢は先週と今週に行われた全7試合で無失点であったと指摘。
対戦相手を見てもローマ、アーセナル、ナポリ、マルセイユとなかなかタフなチームばかりなのだが、これは立派な成績と言える。