サッカースタジアムに行くと必ず耳にするのが、「スタジアムDJ」のアナウンスだ。
その仕事内容は、場内アナウンスやイベントの告知といった広報的な内容から、選手紹介やコール&レスポンスのアナウンスまで多岐にわたる。スタジアムDJの力量次第で、その会場のムードは様変わりすると言っても過言ではない。
名門リヴァプールのホームスタジアムであるアンフィールドにもスタジアムDJが存在するのだが、その任期は今シーズンでなんと45年目に突入したというから驚きだ。
Happy birthday to the @VoiceOfAnfield, George Sephton! #LFC pic.twitter.com/juVhTLOkHK
— Liverpool FC (@LFC) 2016年2月22日
アンフィールドのスタジアムDJを務めるのは、ジョージ・セフトンさん。
22日に70歳を迎えた男性で、アンフィールドの南側スタンド「KOP」の角でマイク握り続けている名物DJだ。
セフトンさんを知らない人でも、その声は聞いたことがあるかもしれない。
特徴的な重みのある低い声は昔ながらのスタジアムを思い出させ、そのアナウンスはテレビ中継でも確認することができる(最近では選手紹介は他のDJが行っている場合もある)。