サッカースタジアムに行くと必ず耳にするのが、「スタジアムDJ」のアナウンスだ。

その仕事内容は、場内アナウンスやイベントの告知といった広報的な内容から、選手紹介やコール&レスポンスのアナウンスまで多岐にわたる。スタジアムDJの力量次第で、その会場のムードは様変わりすると言っても過言ではない。

名門リヴァプールのホームスタジアムであるアンフィールドにもスタジアムDJが存在するのだが、その任期は今シーズンでなんと45年目に突入したというから驚きだ。

アンフィールドのスタジアムDJを務めるのは、ジョージ・セフトンさん。

22日に70歳を迎えた男性で、アンフィールドの南側スタンド「KOP」の角でマイク握り続けている名物DJだ。

セフトンさんを知らない人でも、その声は聞いたことがあるかもしれない。

特徴的な重みのある低い声は昔ながらのスタジアムを思い出させ、そのアナウンスはテレビ中継でも確認することができる(最近では選手紹介は他のDJが行っている場合もある)。

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