ジュリアーノ・ミネイロ(柏レイソル)

評価:かつての天才。能力的に日本人よりで堅実な働きに期待。

フィンランドで行われた2003年のU-17W杯優勝メンバー。小柄なゲームメーカーで、小粒なエラーノというタイプ。ダイレクトパスとドリブルの使い分けで攻撃を組み立てる。パス能力があり、スピードも飛び出しもできる、サボりも少ない現代的な選手。

こうした選手は得てしてフィジカル面の問題からトップチームで伸び悩むことも多いのだが、その典型的な選手。2006年にフルミネンセで21試合3ゴールをあげるも、これがキャリアハイ。その後は、サウジアラビアやポルトガルを転々として2014年夏よりタイのチョンブリーでプレー。体格の問題が気にならないアジアでは27試合7ゴールと格の違いを見せている。

ポルトガル、東ティモールの国籍を持っており、東ティモール代表に選ばれた。タイ経由Jリーグ入りで活躍したかつての大物といえば、ジュビロ磐田のジェイ・ボスロイドがあげられる。彼に続くことはできるだろうか。

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