28日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第24節オーストリア・ウィーン戦で、レッドブル・ザルツブルクの南野拓実が久しぶりにゴールを決めた。
3-1とリードして迎えた70分、中央でキープした主将ジョナタン・ソリアーノからのパスを右サイドで受けた南野は、そのまま右足を振り抜く!
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強烈なシュートはGKの股を抜き、豪快にネットを揺らした。
2シーズン目を迎えた今季は開幕からゴールを量産し、昨年10月には日本代表デビューを果たした南野。しかしその頃からぱったりとゴールが止まり、クラブが監督を挿げ替えて以降は先発から外れることも増え、さらに先月行われたAFC U-23選手権では見せ場を作れずノーゴールに終わっていた。
この試合でもベンチからのスタートとなったが、63分に途中投入されると、最近の鬱憤を晴らすかのように僅か7分で昨年10月17日以来となる8点目を決めた。シーズン終了後にはリオ五輪が控えるが、この世代を牽引してきた南野とて選出が確約されたわけではない。ここからの巻き返しに期待したいところだ。
試合は4-1でザルツブルクが勝利。勝ち点46でラピド・ウィーンと並んでいるが、得失点差で首位に立っている。