2016シーズンのJ2は後半アディショナルタイムでの逆転劇あり、ワールドクラスのスーパーゴールありと、J1以上に華やかな幕開けとなった。
昨年末のプレーオフでアビスパ福岡に敗れ昇格を逃したセレッソ大阪は、そんななかアウェイで町田ゼルビアに1-0で勝利した。
町田に何度も決定機を作られる苦しい展開となったが、決勝ゴールを決めたのは今季、鹿島アントラーズからやってきた山村和也!
Posted by セレッソ大阪 on 2016年2月28日
高い!
右サイドからのコーナーキックを、打点の高いヘディングで押し込みチームを勝利に導いたのだ。
今年はリオ五輪が行われるがちょうど4年前、ロンドン大会を控えるU-23代表チームで主将を務めていたのが山村和也だった。しかし、本番では控えに降格し主将も剥奪。鹿島でも4年間でポジションを掴み切れず、今年、再起をかけ完全移籍でセレッソへやってきた。
すっかり伸び悩んでしまった山村だが、素材は確かなものがある。185cmを超す大柄にして高い身体能力を持つことで知られており、これまでもネットでは彼の異次元の跳躍力が「脅威の身体能力シリーズ」(※)としてたびたびネタ化されてきた。
今回のようにマーカーの頭上へ乗りかかり、まるで座禅を組んで空中浮遊をしているかのような瞬間の写真は「完全に尊師だ!」と話題になったこともある(画像は載せられないので、気になる方は「山村」「身体能力」などで検索!)。
このまま埋もれてしまうのはあまりにも惜しい。J2の舞台で自信を取り戻し、代表争いに食い込めるような存在になってほしいものだ。
※ネタ元のまま「驚異」ではなく「脅威」とする