サッカー/フットボールは心技体を必要とするスポーツだが近年は特にアスリート的な要素が強まっており、身体能力の高さが選手の成否を分けるといっても過言ではない。

Qolyではこれまで人類最強クラスの跳躍力を持つジャマイカ代表のダレン・マトックス(バンクーバー・ホワイトキャップス)らを紹介してきたが、そのマトックスがプレーするアメリカ・MLSに次なる“身体能力お化け”が誕生していたことをご存知だろうか。

その選手の名前はエリック・アユク、フィラデルディア・ユニオンに所属する18歳のカメルーン人MFだ。

向かって左がアユク

1997年2月、カメルーンの首都ヤウンデに生まれたアユクはこれまで異色の経歴を辿ってきた。

2012年に母国を飛び出し、タイの強豪ブリーラム・ユナイテッドの下部組織に加入。2014年に同3部の別クラブでデビューを果たした後、今年3月にフィラデルフィアのトライアルに合格し、アメリカでプレーすることになったのである。

アユクの身長はわずかに公称170cmでしかないが、フィラデルフィアではリーグとカップで既に2点ずつ計4ゴールを決めている。その秘訣こそが天から授かった身体能力なのだ。

見よこのバネを!大した助走もなく捻り込みの宙返りを披露するほどの跳躍力を!

だがこれはまだまだ序の口である。

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