『Le Soir』は「エデン・アザールの父親は、息子の不調の原因には継続的な怪我があると話した」と報じた。
昨季イングランド・プレミアリーグ優勝を果たしながら、今季は下位に低迷したチェルシー。その原因の1つが、中心選手であるエデン・アザールの不調であると言われる。
大きな希望を残していたチャンピオンズリーグでもパリ・サンジェルマンに敗北してしまい、優勝の可能性はFAカップのみになってしまった。
エデン・アザールは火曜日の試合でハーフタイムにアンヘル・ディ・マリアとユニフォーム交換をしたことで、地元の観客からもブーイングを受け、夏にはチームを離れるのではないかとも言われる。
しかし父親のティエリ・アザールは取材に対して以下のように答え、彼の不調は怪我を抱えながらプレーしているからであると訴えた。
ティエリ・アザール
「エデンの現在のパフォーマンスは、鼠径部に抱えている怪我に関係しているのだ。彼はこの3~4ヶ月の間、この怪我を持っていた。
重大なものではないが、しかし痛みがある。それが来た時は、疼きがある。それはまるでナイフで刺されているようなものだ。
休養の時間を与えられる代わりに、エデンはプレーを求められていた。特に重要な試合において。彼には選択肢がなかった。
彼のようなキャリアを持つ選手が、浮き沈みがないことを鼻にかけられるか? エデンがプロサッカー選手になってからというもの、このような困難に立ち向かったのは初めてだ。
私が知る限り、エデン・アザールは機械ではないはずだ」
「(エデンがPSGの誘いなら断れないと言った話は?)
問題外だ。明確にしておこう。エデンはパリ・サンジェルマンでプレーしたいなどと言ったことはない。
彼は、今パリ・サンジェルマンが大きなクラブになったということを言ったのだ。あらゆる選手がそこでプレーしたがっていると。
彼には2020年まで契約がある。今チェルシーを去るという話は問題外だ」