このほど、ヤンキー・スタジアムでMLSニューヨーク・シティFCとトロントFCとの注目の一戦が行われた。
It's almost time for kickoff! #WeAreOne pic.twitter.com/8TdXxLaj4X
— New York City FC (@NYCFC) 2016年3月13日
この一戦には、 トロントからドラフト1巡目指名を受けた日本人MF遠藤翼も先発出場。ダビド・ビジャやアンドレア・ピルロらとピッチ上で相対した。
先週の開幕戦で鮮烈なプロデビューを飾った遠藤は、この試合も引き続き4-3-3の右サイドに入った。
しかし、デビュー戦での活躍の影響か厳しいマークに苦しめられ、ビジャの2ゴールで2点を先行される難しい展開にボールロストを連発。さらに、ピルロら2人のボランチを両翼の2人が挟んで対処するというタスクも重くのしかかり、リズムに乗れない。
トロントは前半終了間際にダミアン・ペルキスのゴールで1点を返すと、後半にもエース・ジョヴィンコのゴールで同点に追い付き、2-2と引き分けに持ち込んだ。ただ遠藤は59分にベンチへ下がり、先週から一転ほろ苦い試合となってしまった。
ここでビジャの2点目(1点目はPK)と、ジョヴィンコの同点弾を見ておこう。
▼28分 ダビド・ビジャ(NYCFC)2-0
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▼76分 ジョヴィンコ(トロント)2-2
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2-2というスコアで終わった試合後、ジョヴィンコは「(0-2からの)反撃はすごくよかったし、メンタリティも素晴らしかった」と喜びのコメント。一方、ビジャは「僕らは勝利を望んでいた。(2-0の)時点でミスをしていなかったら、勝ちを手にできていただろうね」と悔しさをにじませていた。