UEFAチャンピオンズリーグのラウンド16、アーセナル戦2ndレグを控えるバルセロナ。

15日、トレーニンググラウンドのあるシウタ・エスポルティバで前日練習を行っていたのだが、かわいい“侵入者”の姿があったようだ。

ウォーミングアップが終わった頃に、3人の少年がどこからともなく侵入しピッチに現れたのだ。同施設は一般開放していないはずなのだが…一体どうやって忍び込んだのだろうか?

1stレグを0-2で勝利し大きなアドバンテージを得ているとはいえ、大一番の前日である。

チームはピリピリしているかに思われたのだが、少年たちを見た選手たちが「神対応」を見せる。

なんと少年たちを歓迎し、子どもたちとじゃれ合って見せたのだ!

リオネル・メッシがサインに応じるとアルダ・トゥランが一人の少年を担ぎ上げ、そこにバルサの選手が集まってくる。

さらに、この後が凄かった。

なんと、少年たちを交えてパスゲームをしてしまったのだ!

ルイス・エンリケ監督がこれを認めたかどうかは分からないが、少年たちにとっては一生モノの思い出になったはず。むしろ、ここまでの歓迎を受けるとは思っていなかっただろう。

この様子を見ていたハビエル・マスケラーノが、後方にいたスチュワード(警備員)に向かって「いいのか?」とでも言いたげな表情を見せているのがおもしろい。

おそらくスチュワードとしては、一刻も早くに少年たちを連れ戻さねばならなかったはずなのだが…選手たちがそれを許してしまえばどうすることもできない。

結局最後はルイス・スアレスにサインをもらい、少年たちはピッチを後にしたようだ。選手としては、決戦に向け良いリラックスになったかもしれない。

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