2015-16シーズンも終盤戦に突入。それぞれのクラブが目標に向かって絶対に負けられない戦いを続けている。

マンチェスター・ユナイテッドは最低でもトップ4に入ることが目標だが、ルイス・ファン・ハール体制となって2シーズン目である今季も苦戦は続いている。来シーズンはジョゼ・モウリーニョが指揮官になると噂されているが、果たして本当に実現するのだろうか。

そんなマンチェスター・ユナイテッドが夏の移籍ウィンドウで狙っているとされている選手をまとめてご紹介しよう。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ(PSG)

脅威的な強さで早くもリーグ・アン制覇を決めたPSG。チャンピオンズリーグでチェルシーを倒したチームは悲願の欧州王者を照準とするに充分な状況を手に入れているが、その中心が34歳になるズラタン・イブラヒモヴィッチであることは言うまでもない。

イブラヒモヴィッチは今シーズンPSGのために27ゴールを奪っており、その超絶技巧は健在のまま。来シーズン、35歳を迎えるが、急激に衰えることは全くもってして想像できない。

現時点でイブラヒモヴィッチの移籍先として盛んに報じられているのはマンチェスター・ユナイテッドだ。オランダ、イタリア、スペイン、フランスで優勝を達成しており、イングランドでも優勝すれば、伝説的な快挙である。

『Daily Mail』は「マンチェスター・ユナイテッドがイブラヒモヴィッチをアントニ・マルシャルの理想的なお手本になると考えている」と報じており、その噂は勢いを増すばかりだ。インテル時代の恩師であるモウリーニョの指揮官就任も噂されているだけに、「呼びかけに応じて電撃加入!」というビッグニュースが飛び込んでもおかしくないだろう。

エメリク・ラポルト(アスレティック・ビルバオ)

欧州のビッグクラブへのステップアップが最も噂されているDFが、このラポルトかもしれない。

現時点で会長のヨス・ウルティアはラポルトへのオファーが無いことを明らかにしているが、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、バルセロナ、そしてアーセナルが狙っているのは周知の事実だ。

フランス代表への招集も噂されており、ビッグクラブからのオファーが届くのは遠くない将来だろう。ウルティア会長も売却必至であることは理解しているはず。あとはそのタイミングがいつになるかだ。