『Sky Italia』は「イタリア・セリエAのインテルは、セルビア代表FWアデム・リャイッチをローマに返却することを決めた」と報じた。
昨年夏にローマから一年の期限付きでインテルに加入したリャイッチ。手数料は175万ユーロ(およそ2.2億円)で、買い取りオプションは1100万ユーロ(およそ13.9億円)に設定されていた。
しかし、リャイッチは今季24試合に出場して3ゴールと期待ほどの活躍を見せられておらず、ベンチが多い状況に本人も不満を持っていると言われている。
そのためインテルは既に彼の買い取りオプションを行使しないことを決定しており、夏にはローマへと返却する予定だという。
また、『Tuttosport』は「インテルは、GKサミール・ハンダノヴィッチを売却した場合、ジェノアのマッティア・ペリンを獲得する」と報じている。
昨年移籍の噂が流れたものの、その後契約を更新したハンダノヴィッチ。
ところが現在でもマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティが狙っており、インテルは1500~2000万ユーロ(およそ18.9~25.2億円)の入札ならば売却を検討することになるという。
そして、ハンダノヴィッチ本人もインテルがチャンピオンズリーグ出場を逃した場合チームを離れたいという考えがあるとも。
インテルは先日から経済的な状況が良くないとも報じられており、それが本当であれば決してあり得ない話ではない。
ただ、ジェノアもマッティア・ペリンについては1500万ユーロ(およそ18.9億円)以上という価格を付けており、それほど放出に前向きではない。インテルはディエゴ・ラクサールの譲渡によって値下げを試みる方針だという。