各国リーグ戦は先週から中断期間に入り代表戦が行われているが、アメリカ・MLSは過密日程を回避するなどの名目でFIFAのカレンダーに沿っていない。
元日本代表FW工藤壮人が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスも26日、ホームでヒューストン・ダイナモと対戦した。
ここまで開幕から3試合ベンチスタート、うち2試合途中出場に終わっていた工藤だが、この日は加入以来初めて先発起用され2トップの一角に入った。
すると22分に、いきなり結果を残す!
右サイドからのクロスにファーサイドで倒されPKを獲得!これを主将のペドロ・モラレスが決め、チームに先制ゴールをもたらしたのだ。
結局このゴールが決勝点となり、バンクーバーは2016年ホーム初勝利を収めている。
78分までプレーし勝利に貢献した工藤は試合後、拡声器を使いサポーターと喜びを分かち合った。
今年のMLSは開幕からトロントFCの遠藤翼、ニューイングランドの小林大悟が活躍し、日本でも注目度が高まっている。
その一方、実績最上位にしてはここまでやや話題性に乏しかった工藤だが、ようやくスタートラインに立てたようだ。