『Gazzetta dello Sport』は「元イタリア代表FWのパオロ・ディ・カーニオは、アントニオ・コンテ監督にアドバイスを送った」と報じた。
現在イタリア代表監督を務めているアントニオ・コンテ氏であるが、EURO2016終了後の退任は既に決定。その後はイングランド・プレミアリーグのチェルシーに行くのではないかと言われている。
イタリア人がイングランドに行く例はそれほど多くはないが、その一人がパオロ・ディ・カーニオだ。選手としてはウェストハム・ユナイテッドなどでプレーし、監督としてはスウィンドン・タウン、サンダーランドを率いた経験を持つ。
かつてはナチス式敬礼をしたとして批判されたこともあるディ・カーニオは、コンテ氏に対して「オレのようなことをやるな」とジョークを飛ばしつつアドバイスした。
パオロ・ディ・カーニオ
「(アントニオ・コンテ氏がイングランド・プレミアリーグに行くかもしれないと言われているね? 何かアドバイスは?)
おそらく、彼は出来るだけ早く言語を習得する必要があるだろうね。
また、私がやっていたものとは反対のことをする必要があるね! あまりにも多くのジェスチャーをするのは避けることだ。
さもなければ、『あいつはイタリア人過ぎる!』と言われてしまうだろうね」
「まあ、冗談ではあるんだけれども、すぐにイングランドのメディアの心を掴むことは重要なんだ。話すことは、時に文化的な違いのために誤解されることがあるかもしれないからね」