ヤマザキナビスコカップのグループステージ第3節が行われた6日。
ジュビロ磐田はホームでヴァンフォーレ甲府と対戦したのだが、開始早々にスーパーゴールが生まれた。
磐田ボールでキックオフとなると、ボールを受け取った川辺駿が右サイドバックの石田崚真にパス。すると石田は前線に向かってロングフィードを送りこれを森島康仁がヘディングで落とし、ボールは松井大輔のもとに。
胸トラップでコントロールした松井はそのままダイレクトでこれを狙い、ボールはドライブ回転がかかりながらゴールに吸い込まれていった。
あまりに早い時間帯ということでテレビ中継では時間経過が表示されていなかったが、計測してみるとキックオフからわずか13秒という電光石火の先制ゴールだった。
2010年のワールドカップ終了後、ロシアやブルガリア、ポーランドといった国でプレーした松井。2014年シーズンから磐田でプレーしており、現在は34歳になった。
それにしても見事な一撃である。いくらフリーとはいえ、ゴールまで25mほど距離がありそう簡単に狙えるわけではないはずなのだが…さすがはファンタジー溢れるプレーでファンを魅了する松井である。
試合は松井のゴールを守り切った磐田が1-0と勝利し、カップ戦での成績を1勝1敗としている。