7日、フランス・リーグアンのモナコは「モロッコ代表MFナビル・ディラールに対して制裁措置を加える」と明らかにした。
発端となった事件は2月に行われたコートダジュール・ダービーで起こったもの。レッドカードを受けたナビル・ディラールは、審判のトニー・シャプロンに詰め寄り、暴言の上に頭突きをするようなジェスチャーをしたのである。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
この行為によってディラールにはリーグから8試合の出場停止という重い処分が課せられていた。
それに加えてモナコからは罰金処分が言い渡されていたものの、ディラールはこれを不服として支払いを拒否していたのである。
そして、結局モナコは4月になって彼に対する懲戒処分の延長、並びに解雇の可能性も示唆するという決定的な判断を下したのだった。
しかし、発表によればこの声明が発表された直後、金曜日の練習においてナビル・ディラールはクラブに謝罪を行い、レオナルド・ジャルディン監督もそれを受け入れたとのことだ。
[COMMUNIQUÉ] Ce vendredi matin, Nabil Dirar a reconnu son erreur et présenté ses excuses. L'affaire est donc close.https://t.co/PMSFa8KoqM
— AS MONACO (@AS_Monaco) 2016年4月8日
モナコは10日の現地時間14:00よりリールとの対戦を控えており、ディラールはこの試合で復帰することが可能である。