先週行われたCLバルセロナ対アトレティコ・マドリー戦では、フェルナンド・トーレスの退場劇が大きな話題となった。
Fernando Torres red card "totally unfair" https://t.co/QHvSd75U4p pic.twitter.com/PxJ0VTnl27
— ESPN UK (@ESPNUK) 2016年4月5日
この試合で先発出場したトーレスは、カンプ・ノウで先制ゴールをあげチームに貴重なアウェイゴールをもたらす。
しかし、そこからわずか10分間で2枚のイエローカードをもらってしまい、退場処分となったのだ。この結果、アトレティコは数的不利な状態を長い時間強いられることとなり、リードを守りきれず2-1と敗れてしまった。
特にCLの舞台では、バルセロナと対戦するチームには比較的退場者が出やすいといった傾向がある。そんなバルセロナと対戦相手の退場者に関するデータを、スペイン『MARCA』が伝えていた。
記事によれば、過去10シーズンのCLでバルセロナと対戦したチームには30人の退場者が出ており、これは全チームの中で最多であるという。
なかでもトーナメント方式の決勝ラウンドでは毎シーズンのように退場者が出ているようだ。
2015-16シーズン 準々決勝 1stレグ
フェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリー)が退場
2014-15シーズン ラウンド16 1stレグ
ガエル・クリシ(マンチェスター・シティ)が退場
2013-14シーズン ラウンド16 2ndレグ
パブロ・サバレタ(マンチェスター・シティ)が退場
2013-14シーズン ラウンド16 1stレグ
マルティン・デミチェリス(マンチェスター・シティ)が退場
2011-12シーズン 準決勝 2ndレグ
ジョン・テリー(チェルシー)が退場
2010-11シーズン 準決勝 1stレグ
ペペ(レアル・マドリー)が退場
2010-11シーズン ラウンド16 2ndレグ
ロビン・ファン・ペルシー(アーセナル)が退場
2009-10シーズン 準決勝 2ndレグ
チアゴ・モッタ(インテル)が退場
2008-09シーズン ラウンド16 2ndレグ
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(リヨン)が退場
2005-06シーズン ラウンド16 1stレグ
アシエル・デル・オルノ(チェルシー)が退場
10シーズンで30人ということは、バルセロナと対戦したチームは1シーズン平均で3人が退場しているということになる。
ちなみに、過去10シーズンのCLでバルセロナの次に対戦相手が退場しているのはバイエルン。それでもその人数は20人であり、バルセロナとは大きな差があるようだ。