『Liverpool Echo』は「ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケが、リヴァプールでの今季を語った」と報じた。

昨年夏に3250万ポンド(およそ50.4億円)という歴史的な価格でアストン・ヴィラからリヴァプールへとやってきたクリスティアン・ベンテケ。

大きな期待を受けたものの、細かい怪我に苦しめられたほか、ユルゲン・クロップ体制になってからはなかなか戦術的なものにも馴染むことが出来なかった。現在も怪我で離脱中だ。

その結果35試合で8ゴールとやや期待外れの結果に終わっており、パフォーマンスにも賛否両論が寄せられている状況にある。

彼は取材に対して以下のように話し、それでもリヴァプールで戦うことは幸せであると語った。

クリスティアン・ベンテケ

「明らかに、ここでの僕にとってベストシーズンではなかった。求めているようなプレーが出来なかったし、イライラしている。しかし、これもサッカーの一部だ。

僕は自信を失ったことはない。しかし、レギュラーとしてプレーしていないときは、スピードや試合感を少し失ってしまうものだ。常にプレーできている時と比べればね。

毎週末プレーするときと同じような快適性はない。試合に対するフィットネスは同じではないね。

それは隠せないものだ。物事が上手く行っていないときには、ただ努力をしなければいけないし、自分を信じなければならない。

自分が望んだように物事が進んでいないとしても、僕はここで幸せだ。このクラブのためにプレーできることはエキサイティングだ。それこそが、僕が考えているべきものだ。

今、僕はこのシーズンを良い形で終えたいんだ」

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