『BBC』は「ニューカッスル・ユナイテッドを相手取った裁判で勝利したホナス・グティエレスが、選手から応援されたことを明かした」と報じた。
精巣癌から復帰のホナス、闘病の長い道のりを語る | Football Web Magazine 『Qoly』 http://t.co/lOkMWJYhh6
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2013年10月に精巣ガンと診断され、手術と長期の治療が必要になったホナス・グティエレス。昨年ついにピッチへと復帰したものの、その後契約が満了となり退団している。
その際、所属していたニューカッスルから適切な扱いを受けていなかったとして彼は裁判所に訴えており、慰謝料として200万ポンド(およそ3.1億円)の支払いを求めていた。
そして、その裁判の判決が木曜日に下され、ホナス・グティエレス側の主張が認められることになった。
ただ、障害に関する嫌がらせなどの訴えについては却下されており、4つの請求のうち2つが認められた形となっている。
ホナス・グティエレス
「僕はその間とてもイライラしていたね。
ニューカッスルで過ごした間、とても良い友人が出来た。長い間ともにプレーした選手、ジェームズ・パーチ、ライアン・テイラー、ダン・ゴスリング、ロビー・エリオット。我々はとても親密だし、時に対話もしている。
彼らは何が起こったのかを知っている。彼らはニューカッスルが僕を取り扱った方法に『理解できない』と言っている。
裁判所が判断を下したとき、彼らは僕に電話をかけてきて、お祝いを言ってくれたよ。なぜなら、僕が立ち向かっていたものを知っているからね」
「(オーナーのマイク・アシュリーについては?)
僕は、原因が彼だったという必要はないよ。これについてあまり話したくはないが、クラブを運営している人物はマイク・アシュリーである。彼はオーナーなので、そこで意志決定を行っている」
「僕にとって、これは人生で最悪の時期だった。自分に値する扱いを受けていなかった。
重要なのは、将来のための前例を残すことなんだ。このようなことを繰り返してはならない。サッカー選手だけではなく、全ての労働者にとってだ。それはもっと重要だ。
これは、人生について多くを学ばせてくれた。今、我々はここまで辿り着いた。それに僕はとても満足している。生きていること、そして健康であることは、自分にとってより重要なことだ」