『Gazzetta dello Sport』は「元イングランド代表MFポール・ガスコインは、自分はジョージ・ベストとは違うと話した」と報じた。
現役を離れた後アルコール中毒や鬱病に悩まされ、逮捕や入院を繰り返しているガスコイン。昨年はホテルで泥酔して大怪我を負い、今年3月にもジンのボトルを握ったまま転び、血まみれになった時の写真が『The SUN』によって伝えられていた。
病気の再発によって現在ボーンマスのリハビリセンターに通っている彼は『ITV』の番組に出演し、自分はジョージ・ベストとは違って酒をやめたいと思っていると語った。
なお、ジョージ・ベストはアルコール中毒に苦しんで体調を崩し、肺感染症、多臓器不全に陥り、2005年にこの世を去っている。
ポール・ガスコイン
「(ボーンマスのリハビリセンターに通っているね?)
私は自分を助けるためだけではなく、周りの人々を助けるためにそこへ行っているんだ」
「(ジョージ・ベストもアルコール中毒に悩んでいたね?)
私は彼とは違う。彼は酒を飲むのを止めたくなかったが、私は違うのだ。彼は逝ってしまった。私はそうならない。まだここにいる」
「(3月、ジンのボトルを握ったまま転んで顔面が血だらけになった画像が出回ったね)
私は2日間異常な時があった。ああいう時の自分は、私がどれだけ悪い状態にあるかを理解していないのだ。
あの写真を見ると思い出すんだ。そして、実際にいつああなったのかについてはわからない」