『The SUN』は「元イングランド代表MFポール・ガスコインは、ホテルのスパにおいて血だらけの状況で発見され、病院に運ばれた」と報じた。
かつてイングランド代表選手として活躍したポール・ガスコインであるが、2004年に現役を離れてからはアルコール依存症や鬱病に悩まされ、数々のトラブルを起こしてきた。
最近はトークショーでツアーを行っていたものの、先日はステージ上で人種差別的なジョークを発したとしてウェスト・ミッドランズ警察の捜査を受けている。
彼は金曜日の午後8時に高級ホテルへと到着し、12月23日まで滞在する予定であったとのことだが、後に部屋のスパで血まみれの状態になって倒れているところが発見された。
ガスコインは午前五時に病院に運ばれ緊急治療を受けたとのことで、状況については不明であるが、かなりのアルコールを摂取したものと考えられている。
彼はスパでグラスの上に転倒して手を切ったと考えられており、その際には意識も失われていたようだ。
さらに、このホテルにチェックインする前には膀胱の感染症によって彼は5日間入院していたと伝えられており、退院直後であったとのことだ。
幾度のアルコール依存症治療を行ってきたガスコインは、このところ上記ツアーを行うなど健康状態の改善を見せていたが、再びその魔力に抗うことに失敗しているようだ。
なお、彼がクリスマスを過ごしていたホテルは『Champneys Forest Mere』という施設で、英国では一泊およそ129~254ポンド(およそ2.3~4.6万円)という価格の高級リゾートである。