『Le 10 Sport』は「イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーは、フランス・リーグアンのビッグネーム二人の獲得を狙っている」と報じた。

現在プレミアリーグの優勝争いに踏みとどまっているトッテナム。しかしその一方で若きイングランド代表FWハリー・ケインの存在が非常に大きく、前線の層は決して厚くはない。

チャンピオンズリーグとの並行が予想される来季に向けてはFW陣の補強が急務であり、ターゲットとしてフランスリーグの大物に視点を向けているという。

一人はマルセイユのベルギー代表FWミシ・バチュアイだ。

現在15位と絶不調に陥っているマルセイユは、経済的にも決して恵まれておらず、昨季もアンドレ=ピエール・ジニャックやアンドレ・アユー、ディミトリ・パイェットという主力を放出している。

ただ一人サポーターから活躍を賞賛されるGKステーヴ・マンダンダも契約は今季限りで、退団の可能性は低くない状況だ。

そのため、4000万ユーロ(およそ50億円)という価格が設定されているミシ・バチュアイに関しても、適切な額が提示されれば放出されるのではないか?と考えられている。

そしてもう一人は、リヨンのエースであるフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットである。

昨季27ゴールを決めて得点王、最優秀選手、ベストイレブンの個人賞三冠を成し遂げたラカゼットであるが、昨年はリヨンに残留。

今季はやや不調と呼ばれた時期もあったが、きっちりとここまで18ゴールという結果を残している。リヨンは放出の方針はないと発表しているが、今夏は再び多くの移籍話が持ち上がると予測されている。

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