先週末、スポルティング・ヒホンから4ゴールを奪ったルイス・スアレス。

スアレスの4得点はミッドウィークに行われたデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦に続くものであり、1試合4ゴールはなんと今季3度目だ。

これでリーガでの得点数は34となり、得点ランキングでクリスティアーノ・ロナウドを越え首位に立った。さらには全コンペティションでの今季のゴール数は53となり、アヤックス時代の2009-10シーズンに記録した49得点を上回りキャリアハイとなった。

そんなスアレスは自身のユニフォームにあるメッセージを書き、自身のSNS上で紹介していた。

勝ち点3を喜び、今後の健闘を誓ったスアレス。ユニフォームには"YO APOYO PKU"というメッセージが書かれており、その文字はハッシュタグとしてもつけられていた。

実はこれ、フェニルケトン尿症という疾病で苦しむ患者に対するメッセージなのだ。

フェニルケトン尿症とは、フェニルアラニンというアミノ酸が体内に過剰に蓄積することで起きる先天性の病で、知能障害や脳波異常などが引き起こされる。

PKUとは英語表記(Phenylketonuria)の頭字語であり、スアレスはこの試合で得点をあげた直後、"Yo Apoyo PKU(私はPKUと闘う人をサポートする)"というメッセージ入りのシャツをファンに向けて掲げたのだ。

フェニルケトン尿症は小さい子供に見られる病で、カタルーニャ地方に200人ほど患者がいるそう。

カンデラちゃんという少女もその一人で、面識のあったスアレスは少女の名もハッシュタグで記した。

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