欧州リーグの2015-16シーズンも終盤を迎え、注目を集めるのは来季の欧州コンペティションに向けた出場権争い。

すでに香川真司が所属するドルトムントと岡崎慎司が在籍するレスターがCL出場権を手にしているが、瀬戸貴幸が所属するアストラ・ジュルジュもCLへの挑戦権を獲得したようだ。

ルーマニア1部リーガ1は、3月にレギュラーシーズンを終え現在は順位决定プレーオフの真っ最中。

瀬戸が所属するアストラはレギュラーシーズンを首位で折り返しており、8試合を終えたチャンピオンシップラウンドでも6勝1分1敗で1位につけるなど圧倒的な成績を残している。

ルーマニア1部のチャンピオンシップラウンドは残り2試合。2位ステアウア・ブカレストとの勝ち点差は6であり、次節にもアストラの初優勝が決まるという状況だ。

そんなアストラは25日トゥルグ・ムレシュに勝利し、2位以上が確定。これにより、アストラは来季CLに参戦することが決定した。

来季のCLで、ルーマニアに与えられたはCL出場枠は2つ。アストラの順位は最終決定していないが、いずれにしても予備予選3回戦からの参加となる。

アストラは一昨シーズン、UEFAヨーロッパリーグの本戦に出場。今季も予備予選2回戦から勝ち上がりウェストハムを撃破するなどしていたのだが、プレーオフでAZに敗れて敗退となっていた。

なお、瀬戸は昨夏アストラからトルコ1部オスマンルスポルに移籍していた。しかしシーズン中にアストラにローン移籍しており、この夏の去就が注目されている。

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