27日、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝1stレグが行われ、アトレティコ・マドリーとバイエルンが対戦。
キックオフからわずかで均衡が破れた。
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10分、センターサークル内でボールを拾ったサウール・ニゲスがボールを持ち運ぶ。
ゆっくりとしたテンポでティアゴ・アルカンタラをかわすと、徐々にゴールの方向へ。そしてフアン・ベルナトとシャビ・アロンソの間をドリブルで抜けていくと、ついにはペナルティエリア内へと進入。最後はダヴィド・アラバにマークされながらも得意の左足を振り抜き、ファーのゴールネットにボールを転がした。
ほとんど左足のコントロールで、相手3人を料理して見せたサウール。得点力はそこまで高くないが左足の精度も優れており、昨シーズンはレアル・マドリーとのダービーでゴールするなど大舞台で結果を残す選手だ。
意外なる伏兵の一撃で先制したアトレティコは、この後自慢の守備力でバイエルンの猛攻を凌ぎ1-0のまま試合は終了。“要塞”ビセンテ・カルデロンで大きな白星を掴み、運命の2ndレグへ折り返した。