『Mirror』は「トッテナム・ホットスパーは、リヨンに所属している元フランスU-21代表DFサミュエル・ウンティティの獲得に動いている」と報じた。
サミュエル・ウンティティは1993年生まれの22歳。カメルーンの首都ヤウンデ生まれであるが、2歳の頃にフランスへと渡り、リヨンの下部組織で育成された。
かつてはストライカー、ミッドフィルダーとしてプレーしたが、プロデビューはサイドバック。そして最終的にはセンターバックに定着し、リヨンの最終ラインに欠かせない選手となった。
180~181cmと比較的小柄ながら高い身体能力を備え、豊かなスピードを生かしたディフェンス、左足からの正確なパスやミドルシュートなどを得意としている。
2012-13シーズンのヨーロッパリーグでは、ベスト32のトッテナム戦でスーパーゴールを決めたことで大きな話題になっている。
彼に対してはバルセロナやパリ・サンジェルマンも関心を寄せていると言われているが、現在最も接近しているのはトッテナムであるという。
彼の獲得に向けては2000万ポンド(およそ31.8億円)までの支出を見込んでいると考えられているようだ。
かつてトッテナムはフランス代表GKウーゴ・ロリスをリヨンから獲得しており、その際には多くのクラブとの競争の末に曲者ジャン=ミシェル・オラス会長を説き伏せることに成功している。
[Qoly] 「ケイン依存」脱却を図るトッテナム、フランスのFW2名を一挙獲得へ? https://t.co/laWDpOjguW
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月25日
先日はトッテナムがFWアレクサンドル・ラカゼットの獲得にも関心を寄せていると報じられており、リヨンとの交渉は今夏注目を集めそうだ。