28日に販売されたメキシコの新聞『RECORD』紙の一面は、こうなっていた。

特別目を引く「最大」の文字!

繰り返すが、これはメキシコの新聞である。本来はスペイン語で書かれているはずの一面に、なぜか漢字が登場したのだ。これは一体なんで?

実はこの前日、北中米・カリブ海地域のクラブチャンピオンを決めるCONCACAFチャンピオンズリーグの決勝2ndレグが行われており、クラブ・アメリカがティグレスを下し大会連覇を達成していた。

アウェイでの1stレグを0-2と勝利したクラブ・アメリカはこの日の2ndレグを2-1で勝利。アグリゲートスコア4-1で上回り、史上7度目となる王者に輝いた(ゴール映像はこちら)。

再び北中米・カリブ海王者に輝いたクラブ・アメリカは、これで今年の12月に日本で開催されるクラブワールドカップ2016への出場権を手に入れた。そのため、同紙はあえて日本語でクラブ・アメリカの栄光を讃えたわけだ。

「最大」という文字の下には(EL MÁS GRANDE)というスペイン語が記されている。これは「最高」に近い意味の言葉だが、どういうわけか「最大」という日本語が一面を飾ってしまったようだ。

それでも、こうした日本語訳のミスは海外ではよくあること。なんともインパクトのある一面であった。

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