レスターをチーム史上初のプレミアリーグ優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ監督。

64歳のイタリア人指揮官は96歳になる母親とランチをするためにイタリアへ帰国すると明かしたことが話題にもなった。

そんななか、母親であるレナータ・ラニエリさんが語った話を『Telegraph』が伝えている。イタリア紙『La Repubblica』からの情報とされており、息子の食事に気を使っていたと明かしたという。

レナータ・ラニエリ(クラウディオ・ラニエリの母)

「息子は健康を維持する必要があるので、″Primo(一番最初に出てくる皿≒パスタ)”はほぼ選んだことはありません。

その代りに、サヤインゲンやサラダを食べているんです」

なお、今回のランチでラニエリが食べたのはステーキ、cicoria ripassata(チコリアのソテー)を少し、それからボウル一皿分のイチゴ(レモンの果汁と砂糖をまぶしたもの)だったとか。

今もローマで暮らしている(ラニエリはローマ出身)というレナータさん。レスターの優勝が決まったと息子から電話で伝え聞かされた際には、感極まったとも明かしたそうだ。

レナータ・ラニエリ(クラウディオ・ラニエリの母)

「(イタリアの)全ての新聞は、彼をキング・オブ・イングランドと呼んでいるんです、まさかね。

電話で話した時、クラウディオはとても嬉しそうでした。今私達は皆少しリラックスできていますよ」

「(就任当初)彼は結構いい選手たちがいると言っていました。とはいえ、彼が偉大なチームを率いてるわけではありませんでした(優勝が期待されるビッグクラブではなかった?)。」

「(レスターに)彼がうまく馴染んだことは知っていますし、彼らも彼にいつもよくしてくれました。

ローマでは敬意を持って扱われませんでした。その終わり方は残念でした。イタリアでもリーグ優勝ができたはずだと思っていますよ。本当にもう少しでした」

「私達は本当に幸せです。世界中が彼を誉めてくれています。みなさんに感謝したい」

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